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カーコーティングの種類と選び方(撥水・親水の違い)

ガラスコーティングの上で丸い水玉になってはじかれる水

カーコーティングの種類と、
撥水・親水の選び方

  • カーコーティングは大きく4つの種類に分けられ、持ちも価格も大きく違います
  • 「ガラス系」と「ガラスコーティング」は別のものです
  • 撥水か親水かは、車に乗る頻度で選ぶのが目安です

コーティング剤は数千種類あるとも言われ、「ガラス」「セラミック」「フッ素」など名前もさまざまです。どれが自分の車に合うのか、迷ってしまう方も多いと思います。カーコーティング専門店の得洗隊が、コーティングの種類ごとの特徴と、撥水・親水の選び方、得洗隊の4コースの選び方をご説明します。

カーコーティングの主な種類

いまのカーコーティングは、主な成分で次の4つに分けられます。同じ種類の中でも製品ごとに性能の差があるので、あくまで目安としてご覧ください。

① 油脂系(ワックス)

ろうやシリコーンが主成分の、昔からあるお手入れです。独特の深い光沢が出せて安価ですが、雨で落ちやすく、持ちは固形で約2か月、半練りで約1か月、スプレーで約2週間が目安。熱や紫外線に弱く、油分が水あかの原因にもなるため、屋外駐車には向きません。

② 樹脂系(ポリマー・フッ素)

フッ素やシリコン、チタンなどを使ったコーティングです。水と油をよくはじき、汚れが付きにくいのが特長。施工しやすく価格も手ごろで、塗り直しも簡単です。専門店で施工して半年〜1年が目安で、キズを防ぐ力はガラスコーティングに及びません。

③ ガラス系コーティング

樹脂の中にガラス成分(ケイ素)を混ぜたもの。「ガラス」と付きますが樹脂が多く、ガラスの膜にはなりません。施工がいちばん手軽で自然なツヤが出ますが、熱に弱く、専門店で施工しても半年〜長くて1年が目安です。

④ ガラスコーティング

ガラスと同じ二酸化ケイ素が主成分で、完全に硬化してガラスの膜を作ります。耐久性・ツヤ・汚れにくさに優れ、硬い膜が小さなキズや紫外線から塗装を守ります。持ちは3〜5年ほど。施工前の洗車や磨きが欠かせず、ムラなく仕上げるには技術が要るため、専門店に任せるのが一般的です。

「セラミックコーティング」や「ダイヤモンドコーティング」は、ガラスコーティングにセラミックやダイヤモンドなどの成分を配合したもので、ガラスコーティングの仲間です。

「ガラス系」と「ガラスコーティング」の違い

名前が似ているため混同されがちですが、中身は別物です。

ガラス系コーティングガラスコーティング
主な成分樹脂(シリコーンポリマー)+ガラス成分二酸化ケイ素(ガラスと同じ成分)
膜のでき方樹脂の膜。ガラスの膜にはならない完全に硬化してガラスの膜になる
持ちの目安半年〜1年3〜5年
施工手軽。洗車のついでにできる製品も下地処理と技術が必要。専門店向き
見分け方スプレーやプラスチック容器入りが多い空気に触れると固まるため、密閉できるビン入り

カー用品店でスプレータイプの「ガラス」と書かれた製品は、ほとんどがガラス系コーティングです。

ガラスコーティングの成分:シラン系とシラザン系

ガラスコーティング剤はたくさんの種類がありますが、大もとの成分は「シラン系」と「シラザン系」の2つに分かれます。いちばんの違いは、塗装にくっついて固まる仕組みです。

シラン系シラザン系
塗装へのくっつき方塗装の表面の、目に見えないほどの凹凸にからんで固まる塗装の表面をごくわずかに溶かして結合する
結合の強さシラザン系よりは弱め(下地処理剤で補える)強い
施工のしやすさ扱いやすく、今の主流手間がかかり、慣れが必要
塗装以外への施工使えるものが多い塗装以外には使えない

最近は、シラン系の結合力を高める下地処理剤も開発され、「シラン系だから弱い」とは一概に言えなくなっています。得洗隊のスタンダード・プレミアム・ロイヤルはシラン系のガラスコーティング、クイックフッ素はフッ素系です。フッ素系は小キズを消すコンパウンドと一緒に塗り込めるため手軽で、毎年かけ直す方に向いています(4コースの作業内容の違い)。

撥水と親水、どっちがいい?

「撥水と親水、どちらのコーティングがいいですか?」はよくいただくご質問です。答えは、車の置き場所や乗り方、お好みによって変わります。

撥水親水
水のはじき方雨が丸い水玉になって転がり落ちる水玉にならず、薄く広がって流れ落ちる
目安(水が接する角度)80度以上(150度以上は超撥水)30度以下(10度以下は超親水)
よく言われること水玉がレンズになり、水ジミ(ウォータースポット)になりやすい水玉ができにくく、水ジミになりにくい

メーカーによって「滑水」「超撥水」「低撥水」「疎水」などさまざまな呼び方がありますが、統一された定義はありません。

実際は「洗車をするかどうか」で差が出ます

上の特徴は、施工直後の、ホコリも汚れも乗っていない状態での話です。時間がたってホコリや汚れが乗ると、親水でも雨が水玉になり、撥水でも水玉が転がりにくくなります。そのまま放っておけば、親水でも水ジミはできます。どちらを選んでも、最後はこまめに洗車をするかどうかが決め手です。

迷ったときの目安

毎日のように車に乗る方 → 撥水/週末しか乗らない方 → 親水。細かな条件を置いておけば、得洗隊はこのようにおすすめしています。

ボンネットを3つに分けて撥水と親水のコーティングを施工し、雨上がりに走行した後の水滴の様子
1台のボンネットを3つに分けて施工し、雨上がりに時速40kmほどで2kmほど走った直後の様子。①スタンダード(撥水)②プレミアム(撥水)③プレミアム(親水・低撥水)。

得洗隊の4コースの選び方

得洗隊では、フッ素コーティング1コースと、ガラスコーティング3コースをご用意しています。プレミアムコーティングは撥水・親水のどちらも選べるため、使い勝手と性能、価格のバランスでいちばん人気のコースです。

コース種類撥水・親水サポート期間こんな方に
クイックフッ素フッ素低撥水1年1〜3年で乗り換える/洗車はあまりしない/毎年手ごろにきれいを保ちたい
スタンダード硬化型ガラス撥水3年費用を抑えて専門店のガラスコーティングを/次の車検まで乗る
プレミアム硬化型ガラス撥水・親水を選べる5年新車を専門店で守りたい/月に1回は洗車する
ロイヤル硬化型ガラス撥水5年最高のツヤと性能がほしい/本来の色をいつまでも保ちたい

選ぶときは、あと何年乗るか、どのくらいの頻度で洗車できるか、屋根のある場所に置けるかの3つを考えると、合うコースが見えてきます。迷ったら、お車を拝見してご提案します。

洗車の時間も変わります

たとえば毎週洗車をする方なら、年に約48回。コーティングなしで1回3時間かかるとすると年144時間ですが、ガラスコーティングで洗車が1時間ほどで済むようになれば年48時間。1年で約100時間の差になります。この時間をどう考えるかも、選ぶときの一つの目安です。

どのコースが合うか、お気軽にご相談ください

乗り方・置き場所・乗る予定の年数をうかがって、合うコースと撥水・親水をご提案します。売り込みはしません。お見積り・ご相談は無料です。

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よくいただくご質問

「ガラス系コーティング」と「ガラスコーティング」は何が違いますか?

ガラス系は樹脂にガラス成分を混ぜたもので、ガラスの膜にはならず、持ちは半年〜1年ほどです。ガラスコーティングはガラスと同じ成分が完全に硬化して膜を作り、3〜5年ほど持ちます。スプレーやプラスチック容器入りの市販品の多くはガラス系です。

撥水と親水、どちらを選べばいいですか?

毎日のように乗る方には撥水、週末しか乗らない方には親水をおすすめしています。ただ、どちらも汚れが乗れば性質は変わるため、こまめに洗車するかどうかがいちばんの決め手です。

濃い色の車は親水がいいと聞きました。本当ですか?

親水は水玉ができにくく、水ジミになりにくいと言われるため、濃い色のお車に親水をすすめる考え方はあります。ただ、汚れが乗れば親水でも水玉になり、放っておけば水ジミはできます。色よりも、乗り方と洗車の頻度で選ぶのがおすすめです。

セラミックコーティングは、ガラスコーティングとは別のものですか?

主な成分はガラスコーティングと同じ二酸化ケイ素で、そこにセラミック成分を配合したものです。ガラスコーティングの仲間と考えてよいでしょう。

得洗隊で撥水・親水を選べるのはどのコースですか?

プレミアムコーティングは撥水・親水のどちらも選べます。ロイヤルとスタンダードは撥水、クイックフッ素は低撥水です。