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車の塗装面を鉄板が出るまで削ってみた|塗装の構造と厚さ、研磨で取れるキズ・取れないキズ

埼玉県ふじみ野市の得洗隊(とくせんたい)埼玉本店です。車の塗装が、どんな層でできているか、見たことはありますか。研究のために、練習用のボンネットを、鉄板が出てくるまで研磨してみました。

この記事のポイント

  • 車の塗装面は、鉄板の上に 4 つの層が重なっている
  • 一般的な日本車の塗装の厚さは、髪の毛の太さほど(80〜100μm)と言われている
  • 研磨できるのは、いちばん上のクリアコート(30〜50μm)だけ
  • それより深いキズやシミは、研磨だけでは落とせない

※2016年4月に、得洗隊のコーティング専門サイトで公開した記事を、こちらのサイトに移して掲載しています。

目次

練習用のボンネットを、鉄板まで研磨

得洗隊のスタッフは、練習用のボンネットを使って、研磨の練習をしています。ホンダ フィットで使っていたボンネットです。

練習用の黒いボンネットをポリッシャーで研磨しているところ
練習用のボンネットで、研磨の練習

このボンネットを、研究のために、鉄板が出てくるまで研磨してみました。それが、下の写真です。

黒いボンネットの塗装面を鉄板が出るまで研磨した写真。外側から順に、クリアコート・ベース塗料・サフェーサー・電着プライマー・鉄板の 5 つの層に番号を付けてある
鉄板が出るまで研磨した塗装面。①〜⑤の順に、深くなります

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車の塗装面の構造

すべての車種が同じ塗装というわけではありませんが、一般的な塗装は、次のような構造になっています。写真の番号と合わせてご覧ください。

番号 層
① クリアコート(いちばん表面)
② ベース塗料(ボディの色の層)
③ サフェーサー
④ 電着プライマー
⑤ 大元の鉄板

塗装の厚さは、髪の毛の太さほど

一般的な日本車の塗装面の厚さ(④〜①の厚さ)は、髪の毛の太さほどで、80μm〜100μm と言われています。

そのうち、クリアコートは 30μm〜50μm です。コーティングの下地処理などで研磨できる範囲は、このクリアコートの部分だけです。

研磨で取れるキズ・取れないキズ

  • 研磨で取れる:クリアコートの中でとどまっているキズやシミ
  • 研磨だけでは取れない:クリアコートより深い所まで入り込んだ、キズ・ウォータースポット・鳥のフンによる浸食

クリアコートより深い所まで入り込んでしまうと、研磨だけでは落とせなくなります。クリアコートの下まで届いたキズなどを取り除くには、再塗装しかありません。再塗装が必要な場合も、提携の塗装工場に依頼して対応できますので、ご相談ください。

気になるキズやシミがある方は、まずはご相談ください。

コーティングの前に、研磨で塗装面を整える

コーティングの専門店では、塗装の状態を見極めてから研磨します。研磨で塗装面を平らに近づけるので、よりツヤを出すことができます。

得洗隊のカーコーティングは、コースによって研磨の深さが変わります(超軽研磨・軽研磨・鏡面研磨)。コースごとの違いは、カーコーティングのページの表でご案内しています。

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