埼玉県ふじみ野市の得洗隊(とくせんたい)埼玉本店です。「ガラスコーティングを自分でやってみて失敗した」というお話を、ときどき耳にします。この記事では、車のガラスコーティングを自分で施工するときに注意することと、必要なもの、よくある失敗と対処をまとめました。
この記事のポイント
- いちばん大切なのは、塗る前の下地づくり。汚れや水あか、洗車キズは、コーティングをしてもそのまま残る
- 塗り方・拭き取り方は製品ごとに違う。説明書を必ず確かめる
- ムラに気づかず硬化すると、被膜を削り落とすしかない。拭き取ったあとのチェックを忘れずに
- 完全に硬化する前なら、アルコールで取り除ける
※2018年11月に、得洗隊のコーティング専門サイトで公開した記事を、こちらのサイトに移して掲載しています。

この記事でいう「ガラスコーティング」
「ガラスコーティング」と一言でいっても、さまざまな種類があります。この記事では、硬化型のガラスコーティング剤を塗り込む場合を前提にお話しします。
硬化型のガラスコーティング剤は、基本的にビンで売られています。空気に触れているとガラスのように固まってしまうので、密閉して保管する必要があるためです。ビンを開けたまま置いておくと、ビンの中で固まってしまいます。
一方、プラスチック容器のスプレータイプは、基本的にガラス成分が少なく、置いておいても硬化しません。硬化型がスプレーになっていたら、一度使っただけで出口で固まって、次からスプレーできなくなってしまいます。
愛車の写真を送るだけで、合うコースと料金の目安をお伝えします。
LINEで相談する自分で施工するときに、特に注意すること
特に注意したいのは、次の 3 つです。
- 施工前の下地づくりをしっかりする
- 塗り込み方・拭き取り方を、事前にしっかり確かめる
- 拭き取ったあとのチェックを忘れない
1. 施工前の下地づくりをしっかりする
塗り込む前の下地づくりが、いちばんの肝です。「ガラスコーティングは、塗ればツヤが出てきれいになる」と思われていることがありますが、下地の塗装面が汚れていたり、洗車キズがあったりすれば、コーティングをしてもそのまま残ります。
前に書いたとおり、ガラスコーティング剤は硬化します。ボディに水あかが残っていると、水あかの上で被膜ができてしまい、あとから水あかを落とすのが難しくなります。
2. 塗り込み方・拭き取り方を、事前にしっかり確かめる
ガラスコーティング剤には、メーカーが決めた施工方法があります。塗り込み用のスポンジに取って塗り込んでいくのが一般的ですが、霧吹きで水を少し吹きかけてから塗り込むもの、2 つの液を混ぜてから塗り込むものなど、製品ごとにさまざまです。
拭き取りも、乾いたクロスで拭き取るのが一般的ですが、水拭きと乾拭きの両方をするものもあります。ほとんどの製品には説明書が付いているので、必ず施工方法を確かめてから始めてください。施工方法をまちがえると、ムラのまま硬化して、取り除くのが大変になります。
3. 拭き取ったあとのチェックを忘れない
拭き取ったあとのチェックは、ほかのコーティング剤でも大切ですが、ガラスコーティングでは特に大切です。ムラに気づかないまま硬化してしまうと、被膜を削り落として、施工し直すことになります。
多くのガラスコーティング剤で使えるチェックの方法があります。ホームセンターで買える、プラスチック製の段ボール「プラダン」を使う方法です。プラダンは黄色のものが、チェックにはいちばん向いています。90cm×90cm くらいの大きさのものを用意して、手で持ち、塗装面にプラダンを映しながら移動していくと、ムラがある所が見えてきます。
日の当たる場所で確かめる方法もありますが、見えない部分が出ることがあるので、角度を変えて確かめる必要があります。プラダンなら、車をそのままの状態でチェックできます。
特にムラになりやすいのは、次のような所です。広い面ももちろんですが、細かい所のほうがムラになりやすいので、しっかり確かめましょう。
- ドアミラーの内側
- ドアノブのカップの部分
- 角のパネルの下のほう
- 前後のバンパーの細かい部分
自分で施工するために必要なもの
最低限、次のような環境が必要です。
- 一戸建てなどで、自分の洗車スペースを確保できる
- 100V の電源が使える
- 水道の水が使える
用品や道具は、最低限でも次のようなものが必要です。
- 洗車の用品(カーシャンプー、スポンジなど)
- 鉄粉取り
- 水あか取り
- コンパウンド
- ポリッシャー
- ブロワー
- ガラスコーティング剤
施工の大まかな流れ
自分で施工する場合の大まかな流れは、次のとおりです。
- 洗車をして、すみずみまで汚れを落とす
- 水あか取りで、水あかを取り除く
- 鉄粉取りで、鉄粉を取り除く
- ポリッシャーとコンパウンドで、小キズを取り除く
- もう一度洗車をして、コンパウンドの油分を落とす
- ブロワーで、すみずみに入り込んだ水分を飛ばす
- ガラスコーティングを施工する
- 最後のチェック
よくある失敗と、自分でできる対処
これまでに、お客さまから次のような失敗のお話を聞いたことがあります。
- ムラに気づかず、数日後に気づいたときには硬化していて、どうにもならない
- 鉄粉を取るのを忘れて、見た目はきれいなのに、触るとザラザラしている
- 水あかが残っている部分があり、その上で被膜が硬化して取れなくなった
- 拭き取りのタイミングをまちがえて、拭き取れずにムラだらけになった
- ポリッシャーでキズを増やしてしまった
このうち、ポリッシャーのキズ以外は、ガラスコーティングの被膜を取り除くことができれば解決できます。ガラスコーティングは、完全に硬化する前であれば、アルコールで取り除くことができます。窓ガラス用のクリーナーには一般的にアルコールが入っているので、こういったものを用意しておくのが手軽です。アルコール除菌のウェットティッシュも使えます。ガラスコーティング剤は、完全に硬化するまでに数日かかるものがほとんどなので、その間であればアルコールで取り除けます。
ポリッシャーで付いてしまったキズは、程度によります。ポリッシャーと同じ円を描くようなキズの場合は、砂利などの異物が絡んだまま磨いてしまった可能性があります。コンパウンドを付けるバフの面がきれいになっているか、確かめてください。
塗装をガリっと削ってしまった場合は、磨きでは直せず、再塗装が必要になります。再塗装が必要な場合も、提携の塗装工場に依頼して対応できますので、ご相談ください。塗装の厚さや、磨きで取れるキズ・取れないキズは、車の塗装面を鉄板が出るまで削ってみた|塗装の構造と厚さ、研磨で取れるキズ・取れないキズでご紹介しています。
専門店に頼む場合に違うところ
得洗隊のボディコーティングは、どのコースも、細部やエンジンルーム・足回りの洗浄、手洗い洗車、鉄粉除去、養生までの下地づくりは同じです。コースによる違いは、そのあとの「磨き」と「コーティングの重ね方」です。
塗装を磨くことに不安がある場合は、塗装を研磨して整える工程のないクイックフッ素コーティングという方法もあります。コースの違いは、カーコーティングのページでくらべられます。
お車のお困りごと、まずはご相談ください。お見積り・ご相談は無料です。
愛車のツヤ・キズ・コーティングのこと、ご相談ください。
写真を送るだけで、おおよその料金をお伝えします。
