雨の日に良い視界を保ってくれる窓ガラスの撥水コーティング。ただ、これも種類が様々で耐久性も様々です。
せっかく苦労して施工したのに、簡単に取れてしまっては悲しくなってしまいます。。。
別の機会に窓ガラスの撥水コーティング剤の特徴や選び方は説明するとして、今回は施工した撥水コート剤を長持ちさせる方法(特にフロントガラス)をご紹介していきます。
- 窓ガラス撥水コートの下地作り
- ムラにならないようにコーティング
- ワイパーの使用回数を減らす
- 窓ガラスをキレイにしておく(虫の死骸や鳥の糞にも注意)
- ワイパーゴムをキレイに保つ
窓ガラス撥水コートの下地作り
撥水コート剤を塗り込む前には必ず前処理として下地作りが重要になります。
窓ガラスには油膜などの汚れが付着してしまいます。
ボディで言えば水あかのような扱いで、水あかが付いたままコーティングをかける方は少ないと思います。
同様に窓ガラスもコーティングをかける前に油膜を除去する必要があります。
この油膜の除去が不十分だとコーティング被膜がしっかりと窓ガラスに定着しないため、耐久性が極端に落ちてしまうことになってしまいます。
ムラにならないようにコーティング
基本的な点ですが、撥水コーティング被膜がある箇所と無い箇所があると、耐久性が落ちてしまいます。
特にフロントガラスの場合、ワイパーの通り道にコーティング被膜が無い箇所があるとそこからコーティング被膜が剥がれてしまうのです。
当然といえば当然なのですが、これができずにすぐに取れてしまうことは意外と多いのです。
コーティングを塗り込む際は、丁寧にタテ・ヨコ・タテを隙間の無いようにしっかり塗り込みましょう!
ムラになっていると視界も悪くなるので、自信の無い方はプロに任せましょう^^
ワイパーの使用回数を減らす
雨天時にワイパーを使用しないのは危険なので、絶対にやめましょう!
それでもワイパーの回数が少しでも減れば、撥水コーティングを少しでも長持ちさせることができます。
まず、信号待ちなどで停車している時は小まめにワイパーを止めることで、回数を減らすことができます。
また雨の量に応じて、小雨の時には間欠ワイパーで回数を減らすことも可能です。
窓ガラスをキレイにしておく(虫の死骸や鳥の糞にも注意)
ホコリや砂が乗った状態のガラスで、雨が降ってきてしまいワイパーを動かしてしまえば、コンパウンドで窓ガラスのコーティング被膜を削ってしまっているのと同じことです。
これをやってしまっては、どれだけ強力なコーティングを施工しても長持ちするはずがありません。
また、夏場などに夜間、高速道路を走行すると虫が付着してしまいます。こういった虫の死骸や鳥の糞などをそのまま放置してしまうと、コーティング被膜を侵食する原因にもなります。
車内に1枚タオルを用意しておいて、窓ガラスを小まめに拭くようにしましょう!
ワイパーゴムをキレイに保つ
窓ガラスをキレイにしているだけでは不十分で、窓ガラスを拭き取る時にはワイパーも拭き取るようにしましょう!
窓ガラスがキレイになっていてもワイパーにゴミが付いていてはそれを引きずってしまい、コーティング被膜を傷つける原因になってしまいます。
毎回、ワイパーゴムも一緒にひと拭きを忘れずに!
今回ご紹介してきたポイントを心がけることで、窓ガラスの撥水コートの持ちが格段にUPします。
ぜひ、実践してみて下さい!