カークリーニングのプロショップの得洗隊です!
得洗隊には車内で嘔吐してしまい、クリーニングして欲しいという依頼が毎日のように入ってきます。
その中で原因を探れば事前の対策もできるのではと思い、当社をご利用いただいたお客様でをさかのぼって100件分を集計してみました。
まずは結果をご覧ください。
- 酒に酔って嘔吐してしまった 41件
- 子供が車酔いで吐いてしまった 38件
- インフルエンザなどの体調不良 15件
この3つの原因以外には、「食べ過ぎ」「飲み物でむせてそのまま嘔吐」などがありました。
1、2は圧倒的に多い原因です。
細かく分類すれば、酒に酔ったケースでも、「知人を家まで送迎する途中で、、、」や「旦那を迎えに行って帰宅の途中で、、、」など様々ありますが、ここでは大分類でご紹介しています。
上記の3つの原因で90%以上となっておりますので、この原因に対してできる対策をしておけば、ほとんどが回避できるはずです。
まずは酒に酔ったケースの場合、これは酒に酔って横になっていた人が周りの人が気づかない内に吐いているというケースがほとんどです。
そのため、事前にできる対策としては
「意識をはっきりさせてから車に乗せる」
「寝ている場合、口の周りにビニールやタオルを置いておく」
といったことでしょう。
車酔いや体調不良による嘔吐の場合、本人の意識はあるため、通常は事前に回避できますが、回避できないのは、高速道路などを走行中で停まることができない場合です。
こういった時には、対策できるものを常備しておくしかありません。
常備しておくと便利なもの
- コンビニ袋
- 大きめのジップロック
- 使い古しのタオル
- ティッシュペーパー
まずはコンビニ袋などビニール袋を常備しておく、というのは基本ですね。いろいろと使い道があります。
ただ、この時注意しておきたいのは、ビニール袋に穴が開いていないかを確認しておく、ということです。
嘔吐の際にビニール袋に入ったとしても、穴が開いていては漏れてしまいます。
こういったケースで得洗隊をご利用いただいたケースも実際にあります。
また、ビニール袋に嘔吐した場合、もう一つポイントがあります。
嘔吐物は水分も多いため、ビニール袋に入ったままではこぼれる可能性が高い状態です。
そのビニール袋にティッシュペーパーをたっぷり入れるか、タオルを入れてみてください。
こうすることで水分をティッシュペーパーやタオルが吸い込んでこぼれる可能性が格段に低くなります。
そして、車酔いしやすいお子さんがいらっしゃる場合、大きめのジップロックを常備しておくのもとても有効です。
コンビニ袋は上記の通り、穴が開いていると大変なことになります。
それに比べ、ジップロックは嘔吐した後の密封性も高いため、臭いが気にならなくなります。
その上、丈夫なので穴が開く可能性は少なくなります。
タオルも重要です。
これは使い古しのタオルなどを運転席や助手席の背もたれの裏側にあるポケットに入れておくと何かと利用できます。
嘔吐した後に万が一少しこぼれてもすぐに拭き取れます。
また、前述の通り、嘔吐物が入ったビニール袋に入れておくと、ビニールからこぼれる可能性が大きく減少します。
いかがでしょうか?
少しでも嘔吐してしまった際の対処ができるお手伝いになればと思います。