こんにちは!
9月だというのに、残暑がなかなか厳しいですね^^;
さて今日は、車のボディタイプについて勉強してみましょう!
ボディタイプには主に、セダン・クーペ・ハッチバック・ステーションワゴン・ワンボックス・クロカン・SUV・ミニバン・オープンカーなどがあります。
それぞれについて簡単に説明してみます。
【セダン】
代表的なものでは、トヨタのクラウン、日産のシーマ、ホンダのレジェンドなど。
エンジンルームと乗車スペースとトランクスペースの3つに区分けされたタイプ(3BOX)のものを「セダン」と言います。
乗車スペースが前後で仕切りがあるため、ボディの強度は強くなり、走りが安定します。
【クーペ】
代表的なものは、トヨタのソアラ、日産のフェアレディZ、ホンダのインテグラなど。
先ほどのセダンのように3つに区分けされておらず、乗車スペースとトランクスペースに区分けが無いタイプ(2BOX)のものを「クーペ」と呼びます。
またクーペの定義としては、2人乗りを基本とした2ドアで後部が斜めになっていて、トランクを開けると後部の窓も一緒に上がるもの、となります。
2人乗りでなくても、クーペタイプの車の後部座席は狭く、乗りにくくなっています。
セダンに比べて軽量化できるため、スポーツタイプの車に多く用いられます。
【ハッチバック】
代表的なものは、トヨタのヴィッツ、ホンダのフィット、マツダのデミオなど
クーペ同様に2BOXタイプになりますが、ハッチバックタイプの車は、トランク部分も「ドア」として、「3ドア」「5ドア」という奇数のドア数になります。
ハッチバックの定義は、トランク部分のドアが垂直になっていて、3ドアを基本としたタイプで一般的に小型車のこと、となります。
3ドアを基本とした、5ドアもあります。むしろ最近は5ドアが主流です。
【ステーションワゴン】
代表的なものは、スバルのレガシー、ホンダのアコードワゴン、トヨタのカローラフィールダーなど
先ほどのハッチバックに似た定義で、ハッチバックは3ドアを基本としているため、基本的には小型車となりますが、ステーションワゴンは、5ドアを基本としているため、ボディも大きくなります。
イメージとしては、セダンをハッチバックにしたもの、といったイメージです。
もともとは駅に荷物を取りに行く馬車というところから来ているようです。
【ワンボックス】
代表的なものは、トヨタのハイエース、日産のキャラバン、マツダのボンゴなど
これまでの説明で何となくピンとくると思いますが、エンジンルーム、乗車スペース、トランクスペースが全て一つのボックスになったタイプのことです。
以前のワンボックスタイプの車は運転席の下にエンジンルームがありました。ただ、数年前に法改正により、ワンボックスタイプでも運転席の前方に空間を置かなければならなくなったため、最近のワンボックスタイプの車は、エンジンルームが存在している車が多いため、正確には1.5ボックスとでもいうことになります。
【クロカン】
代表的なものは、三菱のパジェロ、トヨタのランドクルーザーなど
要はジープタイプの車で、クロスカントリーの略。
主にオフロードを走るのを基本としている車のことを呼びます。
【SUV】
代表的なものは、スバルのフォレスター、日産のラシーンなど
先ほどのクロカンとそれほど区別は無いですが、クロカンよりも車高を低くし、よりオンロード(普通の道路)で走りやすくしたタイプの車のことを呼びます。
【ミニバン】
代表的なものは、ホンダのオデッセイ、日産のセレナなど
ここまでくると、明確な定義がなくなってきます。1.5BOXよりも明確にエンジンルームと乗車スペースがわかれているため、2BOXということになります。
そして、SUVよりも床が低く、天井が高い、といった曖昧な定義になってしまいます。
以上、車のボディタイプも車の進化と同時に新たな名称が増えていき、それぞれの間のタイプが存在してきたりもしています。
ミニバンが良い例ですね^^;
そして、オープンカーが残っていますが、これはオープンカーだけでも種類がいろいろあるので、またの機会にオープンカーを説明したいと思います!